羽振りがよいのか、今夜はごちそうしてくれるという相方さん。
近所に、場所柄やや珍しい「昔ながらの」焼鳥屋さんがあるので、そこに初めて行ってみた。ほんとうにごくごくフツーの、年季の入った焼鳥屋なわけで。外からは中が見えにくいので、どんな店か、本当にバクチ気分だった。
外観通り、中もやっぱり年季が入っていて、年配のご夫婦が切り盛りしている店。カウンターには常連らしきおじいちゃんたち(なぜか老人率高し)。節電でめちゃくちゃ暑く、汗がふきだす(あとで扇風機つけてもらったけど)。メニューは正直、ごくフツーの居酒屋メニューが並び、ぱっとしない。「2、3品頼んだら、他いこうか…」と目くばせする私たち。
ところが。お通しがとても美味しかった。揚げた白身魚をだし汁に浸したもの。あらら! 他に注文したものもどれもなかなか美味しく(でも、簡単にまねできそうな)。意外や意外、なかなか出来る店だったのである。大将、やるね!!
この界隈は、ちょっとすかした店が多いだけに、この店がおじいちゃんたちの憩いの場になっているのは至極納得。